VEエポキシ樹脂防食システム ビルピットガード

ハイブリット仕様

背面水圧対応防水・防食仕様

除害施設の各種水槽の多くは地下に作られます。流入物からコンクリート躯体を保護する防食ライニング層(ビルピットガードシステム標準仕様)は塗膜材の為、躯体外部からの背面水圧が強く、浸水がある場合はふくれや剥離を引き起こす事があります。
ビルピットガード防食システムでは、下地外部からの背面水圧に対応する防水兼素地調整仕様としてコンクリート躯体を水密化するケイ酸質系塗布防水 JASS8 T-301【セリノールDS-UP工法】を併用いたします。

セリノールDSーUP工法

工法 製品名 使用量(kg/m2
セリノールDS-UP セリノール
DS

セリノール
PLUS
1.5 kg/m2
0.075 kg/m2
各種標準防食仕様(ビルピットガード防食層)




セリノールDS(ケイ酸質系塗布防水材)

セリノールDSはコンクリートの毛細管空隙やクラックに不溶性ケイ酸カルシウム針状結晶(CーHーS)を生成して、その結晶の成長促進作用により毛細管空隙やクラックを充填し、コンクリート躯体を緻密化する機能を持つ、(財)日本建築学会JASS8Tー301に合格したケイ酸質系塗布防水材です。

下地亀裂緩衝防水・防食仕様

防食の下地となるコンクリート構造体は、温度変化や収縮によりひび割れ(クラック)を発生する可能性があります。エポキシ樹脂系防食材ビルピットガード防食システムは剛性の為、コンクリートにひび割れが発生すると下地のひび割れとともに割れてしまうことがあります。この為コンクリート下地のひび割れは漏水の原因や防食性能の低下を引き起こす要因となります。下地のひび割れを緩衝し、防水機能を保つコンクリート防食の提案として、防食下地に柔軟性のあるポリマーセメント系塗膜防水材【スーパーフレックスD2】を併用いたします。

スーパーフレックスD2工法

工法 製品名 使用量(kg/m2
D2ーC1 スーパーフレックスD2 2.0 kg/m2
各種標準防食仕様(ビルピットガード防食層)




スーパーフレックスD2(ポリマーセメント系塗膜防水材)

スーパーフレックスD2は無機質セメント系粉体と特殊アクリル樹脂からなり、柔軟な防水塗膜を形成するポリマーセメント系塗膜防水材です。